人を悪く言うと自分に返って来た話し

事の起こりは
今年の春先に辞めた女性職員から電話がありました。

電話の内容は
彼女が新人から育成をしていた女性職員が
「今のリーダーにはついていけません。もう限界で辞めたいです」と
電話をして来たという相談でした。

昨年末に異動してきたリーダーと
「介護の考えと価値観」
「業務の考え方」等で悩み入職以来初めて精神的なダメージを受けているとのことでした。

この時は私が上司に相談しながらリーダーと彼女との間の調整をして
周りからのサポートがあって立ち直ることが出来ましたので現在も元気に働いてくれています。

ここから誰も想像しない
僕にとっても想定外な事件が起きるのでした。

ハラスメント忘年会の準備

今年は職場の忘年会があるのですが

このリーダーは極度の人見知りと言われていたのですが、
「辞めたい」と言っていた女性職員に対して急に馴れ馴れしくなって来たのです。

こうした言動から最近では

女性職員が他のユニットに入った時はちょくちょく来るのです。
女性職員がいない時はまったく来ませんが…

希望休を取ると
「ココなんの用事なの？」
「休んでなにするの？」

飲めないのに
「今度飲みに行こうよ」
(リーダーは新婚ですが自宅を知っている)

このように
プライベートの部分に立ち入ってくるようになってきたのです。

リーダーとは信頼関係や人間関係が構築出来ていない中で、そう言った言動が
女性職員にとっては「心に土足で入ってくる感じがして今は苦痛なんです」と話していました。

何が事件なのかと言いますと
リーダーが「女性職員を酔わせて動画を撮りたい」と言い始めたのです。

そして、忘年会当日は女性職員の送迎をするから迎えに行く所まで約束をしていたのです。

それを聞いていた周りの職員が僕に助けを求めて来たのです。

春先の話もあり
僕は憤慨してしまいました。

女性職員にも確認すると
「断り方が分からないんで困っています」とのことでした。

怒りを抑え
辞めた職員へ連絡し女性職員と僕の3人のLINEグループを作り対策に乗り出しました。
絶対に乗らないように断る術をと女性職員にはアドバイスを行いました。

万が一を想定して施設長にも報告をして対策をお願いしました。

僕も忘年会には参加を希望していましたが
リーダーが参加できないよう僕の勤務表に細工を施されてしまっていたのです。

冗談では済まされない人格

今回の言動を問題視したことについてなのですが冗談として受け入れられなかったのは、
このよう意見があったからです。
・意見の一部を以下に抜粋
「挨拶」「お礼」「感謝」が出来ない
「朝は機嫌が悪いのが態度でわかる」
「一定の人としか話さない」
「コミュニケーションが取れない」
「空気が読めていない」
「畑に入って仕事をしない」
「学生とべったり」
「こだわりが強いが、本人が関心のないことは、いいかげん過ぎる」
「他者に対する思いやりが感じられない」
「自分が好きな相手に対しては異常に優しく接する(仕事も手伝う)」
「自分より劣ると思う相手に対しては見下している」
「今まで会ったことがないタイプのリーダー」
「現状、女性職員さんが協力ユニットの連絡調整やリーダー的な役割をしている」

といった感じですが、本人は私意外の職員とは良好な関係が築けていると信じています。

また、彼は性格上プライベートがバレたり、他者から怒られたり、注意されると
原因究明の犯人探しをします。

そういった所から
周りもあまり何も言えない雰囲気があります。
ということを施設長へ報告しました。

女性職員は送迎を断りました。（人生で初めて嘘をついたそうです）
忘年会は厳戒態勢で行われたことで無事に終了しました。

ということもあり、
今回で彼はリーダー職を外されると思ったので
僕は徹底的に叩きました。
　